ゲーム「大航海時代」や日々の出来事日記です。
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 突然ですが、電車の中で読書する時は音楽を聴いた方が良いか、否かで悩みませんか?
音楽を聴くと、本の内容と全然合ってない音楽が流れてきて雰囲気が壊れてしまいます。
一方音楽を聴いていないと、他の方々の話し声が聞こえてきてこれまた雰囲気が・・・

 ベストなのは状況に合わせて対応することなのでしょうが、
本に集中していますと、なるべく別のことはしたくないです。
そんなわけで最終的には、結局音楽を聴いているのです。

 先日読み終わりました本作。
推理小説なのですが、こちらにはジャズが良く合います。良い文章に良い音楽。
たま~に場違いな音が奏でられたりもしますが、ご愛嬌ということでw

51yE3-LfAtL.jpg

 御手洗シリーズ、わたしの中で三作目となりますこちら。
世間的にはシリーズ一作目「占星術殺人事件」の続編にあたります。

 先に読みました「異邦の騎士」が登場人物の心的描写に特化した異色作だったのに対し、
こちらはタイトル通りの純推理小説でした。

 北海道の最北端に斜めに傾いて建つ屋敷「流氷館」
そこに招かれた招待客の一人が不可解な姿で死亡しているのが発見されます。
非現実的な光景に狂気する客たちの思いとは反し、二体目の死体が発見されてしまい---

 と、あらすじだけ見てもミステリーの王道といった印象。
わたしが興味をもちましたのはやはり、斜め屋敷というギミックをどの様に利用するか、でした。
当初よりミステリー面の強さを求めていたわたしにとっては、正解の選択だったと思います。

 終始実行不可能であろう殺人事件に疑問を抱き、
また斜めである必要性を考え、楽しむことができました。

 しかし難点もいくつか。
キャラクターがレギュラーである、御手洗・石岡さん以外印象が弱かったです。
もっと言えば濃い薄いがはっきりしすぎており、死んでしまうであろう人物や、
明らかに核となるであろう人物が読めてしまいました。
ですけど上でわたしは「ミステリー面を重視」と言っているのですよねw
塩梅が非常に難しい・・・

 そんなギミックでも少し疑問が。
内容に触れるので避けますが、少々トリックに無理があります。
確かに不可能な方法ではないですし、実用的でないとも完全に言い切ることはできません。
しかしやはり心の喉に小骨がw

 そんな難点は若干ありましたが、御手洗の御手洗らしさは健在です。
一見気が狂った変人のとる無意味な行動と見えて、彼の一挙手一投足は常に真実へ足を向けています。
初見した方にはぜひ、彼の行動の一つ一つの意味を考えながら読んでほしいです。

 島田さんの御手洗を書く技術・・・と言いますか。
表現は本当に素晴らしいと改めて認識させられました。
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 御手洗シリーズ、わたしの中で三作目となりますこちら。
世間的にはシリーズ一作目「占星術殺人事件」の続編にあたります。

 先に読みました「異邦の騎士」が登場人物の心的描写に特化した異色作だったのに対し、
こちらはタイトル通りの純推理小説でした。

 北海道の最北端に斜めに傾いて建つ屋敷「流氷館」
そこに招かれた招待客の一人が不可解な姿で死亡しているのが発見されます。
非現実的な光景に狂気する客たちの思いとは反し、二体目の死体が発見されてしまい---

 と、あらすじだけ見てもミステリーの王道といった印象。
わたしが興味をもちましたのはやはり、斜め屋敷というギミックをどの様に利用するか、でした。
当初よりミステリー面の強さを求めていたわたしにとっては、正解の選択だったと思います。

 終始実行不可能であろう殺人事件に疑問を抱き、
また斜めである必要性を考え、楽しむことができました。

 しかし難点もいくつか。
キャラクターがレギュラーである、御手洗・石岡さん以外印象が弱かったです。
もっと言えば濃い薄いがはっきりしすぎており、死んでしまうであろう人物や、
明らかに核となるであろう人物が読めてしまいました。
ですけど上でわたしは「ミステリー面を重視」と言っているのですよねw
塩梅が非常に難しい・・・

 そんなギミックでも少し疑問が。
内容に触れるので避けますが、少々トリックに無理があります。
確かに不可能な方法ではないですし、実用的でないとも完全に言い切ることはできません。
しかしやはり心の喉に小骨がw

 そんな難点は若干ありましたが、御手洗の御手洗らしさは健在です。
一見気が狂った変人のとる無意味な行動と見えて、彼の一挙手一投足は常に真実へ足を向けています。
初見した方にはぜひ、彼の行動の一つ一つの意味を考えながら読んでほしいです。

 島田さんの御手洗を書く技術・・・と言いますか。
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【2010/01/09 23:09】 |
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